- Name
- ジェッダ / レイラ DJEDDAH / LEILA カラフ
- Makers
- オールドバカラBaccarat
- Category
- グラスウェアGlasswares
- Year
- 1930-1960年代頃
- Material
- クリスタルガラス、エッチング
- Dimensions
- H: 29.5 × W: 14.5 × D: 8 (cm)
- Signature
- あり
- Price
-
Sold out
売約済 - 新規入荷はお問合わせください 【再入荷!】2024/3/1
バカラの人気デザイン「ジェッダ/レイラ」''DJEDDAH / LEILA''シリーズのカラフが入荷しました。バカラの当時のトップデザイナージョルジュ・シュヴァリエによるデザイン。唐草パターンの中に、馬に乗った人物や犬、鹿、ウサギ、蝶、リス、カタツムリなど、森の中の様々な動物が隠れた愛らしい絵柄です。カラフには馬に乗った人物が描かれていることから、ハンティングモチーフの作品の様にも思えます。バカラのカタログには同じデザインのグラスでステム有(レイラ)、ステム無(ジェッダ)の2つのパターンが掲載されています。この2つのモデルの共通の水差しとしてデザインされたモデル。「ジェッダ」はサウジアラビア西部紅海に臨む、首都リヤドに次ぐ大都市の名前が由来、「レイラ」とはアラブとペルシャの女性名が由来とされています。このように、当時のバカラの作品にイスラム圏の街の名が多く付けられているのは、具象画を描くような西欧の従来のエッチングパターンから、器型全面に細かなエッチングを施すスタイルに移行した際に、イスラム文化の装飾にインスピレーションを得ていたからではないかと言われています。
このカラフの売りはなんといっても唯一無二の器型かと思います。バカラのカラフは同型で複数のエッチングパターンを採用した所謂「柄違い」の作品が多くリリースされていますが、このジェッダ/レイラ シリーズのカラフの器型は他のどのデザインにも転用されていません。厚手の扁壷型の形状で角張った存在感のある器型。栓はカラフ本体部分と同形状のデザインで、中央部に鳥の模様が描かれています。
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