- Name
- 春海バカラ 霰切子桝鉢
- Makers
- 春海バカラBaccarat
- Category
- グラスウェアGlasswares
- Year
- 1936年以前の製造個体
- Material
- クリスタルガラス、カット
- Dimensions
- H: 10 × W: 19 × D: 19 (cm)
- Price
- ¥680,000 (税込 ¥748,000)
江戸切子の伝統的な意匠だった霰(あられ)切子をクリスタルガラス製品に取り入れた四方鉢。春美商店が当時のバカラ社に注文したお品で、春美バカラと呼ばれる作品。器型は中国万暦年製の鉢を原型にしているそうです。装飾はエッジの立った非常にソリッドな仕上がりで、触れた時の刺激によって清涼感を味わう為にあえてカット断面をシャープに仕上げたと言われています。底面には放射線状のカットが施され、光が差し込んだ時に切子が乱反射するように設計されています。
別途費用は掛かりますが、塗蓋を作成して水差しとしてお使い頂くこともできるお品です。
※大正時代に発刊された春美商店のカタログに同デザイン同形状の作品が掲載されています。
春海バカラとは?
大阪の古美術商、春海商店の三代目だった春海藤次郎によってバカラ社に注文されたことがその始まりです。大正時代には春海商店で作成された製品カタログも発刊されていました。その多くは和骨董品として出回ることがほとんどです。