Name
朝顔文鉢
Makers
エミール・ガレEmille Galle
Category
アールヌーヴォーArt Nouveau
Year
1900年代初頭
Material
型吹き成型、被せガラス、エッチング
Dimensions
H: 11 × W: 13.2 × D: 13.2 (cm)
Signature
Galle/側面にエッチング
Price
Sold out
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絵画におけるスパッタリング技法で青を吹き付けたかのようなインパクトのある作品。被せガラス、エッチングによって朝顔モチーフが装飾されています。黄赤の配色が多いガレの被せガラス作品ですが、ブルー一辺倒で仕上げた珍しい風合いのお品です。ドームが得意としたマーブルガラスの要領で透明ガラスに青の粉ガラスを混ぜ込み、融点の違いでまだらに青が出るように仕上げてあります。

 

朝顔は古くは奈良時代に中国大陸から渡来し、日本で独自の発展を遂げます。江戸時代に朝顔栽培が流行したことをきっかけに、浮世絵や工芸品の意匠の題材となり、日本を表象する草花となりました。ヨーロッパでは当時朝顔の流通はなかったようで、日本からヨーロッパに持ち込んだのは、江戸時代末期に来日したシーボルトと言われています。その後、ヨーロッパでも朝顔が親しまれるようになり、アール・ヌーヴォー期に流行したジャポニズムの影響もあってガレやドーム、ラリックなどの作品にも朝顔モチーフが登場したのではないかと思われます。

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