- Name
- 葉に螺旋文ワイングラス ウランガラス (B)
- Makers
- エミール・ガレEmille Galle
- Category
- グラスウェアGlasswares
- Year
- 1902-1903年頃
- Material
- ウランガラス、型吹き成型、金彩、エナメル彩(サインのみ)
- Dimensions
- H: 16 × W: 7 × D: 7 (cm)
- Signature
- E.Galle (作品底部にエナメル彩)
- Price
- ¥190,000 (税込 ¥209,000)
エミール・ガレ作のウランガラスが用いられたグラス作品。型吹き成型の一種である型モール吹きの縦ラインにさらにひねりを加えた螺旋状の器型。ウランガラスとは、着色材としてウランを混ぜ込み、独特の色彩を生み出したガラスのことで、その歴史は古く1830年代からヨーロッパで製造されていたと言われています。ブラックライトを当てると蛍光のグリーンに発色するのが特徴ですが、自然光でもその独特の美しいエメラルドグリーンを楽しむことができます。縁部分に施された金彩の葉とグリーンのガラスのコンビネーションが美しい仕上がりです。
【制作年代に関する参考文献】
Émile Gallé et le verre La collection du Musée de l’ École de Nancy,Somog y Éditions d’A r t, Musée de l’ École de Nancy, 2004,
cat.no.95 p.86. (1902年~1903年頃の作とされるウランガラスを用いた同じモチーフの作品が掲載。)