- Name
- 小花文片口リキュールボトル
- Makers
- オールドバカラBaccarat
- Category
- グラスウェアGlasswares
- Year
- 1880年~1900年代初頭
- Material
- クリスタルガラス、エナメル彩、金彩
- Dimensions
- H: 19.5 × W: 10.2 × D: 9.3 (cm)
- Condition
- 一部にエナメル彩の剥離あり
- Price
- ¥130,000 (税込 ¥143,000)
透明感のあるエナメル彩色が非常に美しいバカラ社のアール・ヌーヴォー期のリキュールボトルが入荷しました。ブルー、イエロー、グリーン、ベージュなど、多色のエナメル彩で小花ガーランド状に優美に描かれています。葉の部分は扁平な金彩で描かれていますが、花弁やエナメル彩の縁取りには部分的に盛り上げ金彩が用いられ、柄行き全体に陰影を与えています。栓部は型吹き成型で中空に仕上げられ、トップ部分には円状の金彩が。ハンドルはアプリカッションによる溶着。透明感のある華やかなエナメル彩は光が入り込むと図柄を際立たせます。緻密な書き込みはアール・ヌーヴォー期ならではの仕上がり。
使用感はほとんどなく、ボトル底部に白濁も見られません。恐らく未使用品で、当時も観賞用として飾られていただけのお品かと思われます。容量は満水で400ml程度と日本酒二合を余裕をもって入れられます。注ぎ口は片口の仕上げですので、注ぎやすく実用的でもあります。
使って良し、飾って良しなバイヤーオススメの一品です。