- Name
- 鳳凰文 赤被せガラス ワイングラス
- Makers
- オールドバカラBaccarat
- Category
- グラスウェアGlasswares
- Year
- 1900年頃
- Material
- クリスタルガラス、赤色ガラス、ハンドカット
- Dimensions
- 高さ 13.2cm、口径 6cm
- Price
-
Sold out
売約済 - 新規入荷はお問合わせください 【再入荷】2025/1/19 在庫2客のみ
バカラのスペシャルデザインなグラスが再入荷です。書籍:「Baccarat -Jean Louis Curtis- Editions du Regard p.111」によると1896年にデザインされたグラスと表記があります。東洋的な姿をした鳳凰のような鳥が描かれたグラスシリーズ。厚みのあるクリスタルガラスに、「タイユグラヴィール」で文様を深く彫り描いています。クリアガラスに赤色のガラスを被せた後、タイユグラヴィールで文様を彫りおこす高度な技法が用いられ、鳳凰の羽根や、花の細かな表情などをカットによるグラデーションで見事に表現しています。脚にも美しいカットが入っています。
タイユグラヴィールとは大別するとハンドグラヴィールに該当する技法ですがテクニック的にはさらにその上をいく特殊な彫り。通常使用されるグラインダーの回転盤よりも大きな回転盤を使って深く掘り込みを入れ、その後に加熱しながら磨きをかけることで光沢を生み出す技法です。(通常のハンドグラヴィールは彫りの部分が白く曇ります)。一見するとハンドカット技法の様に見えますが、曲線の流れるような美しいラインは手彫りならではの仕上がりです。鳳凰の羽根や、花の細かな表情などを彫りの深さによるグラデーションで見事に表現しています。
容量: 約 100 ml (8分目まで入れた場合)
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