- Name
- 小花文 デザートワイングラス
- Makers
- Unknown & the other makersUnknown The Other Makers
- Category
- グラスウェアGlasswares
- Year
- 1900年頃
- Material
- エナメル彩、金彩、ラスター彩
- Dimensions
- H 8.5cm 口径 5.6cm
- Price
-
Sold out
売約済 - 新規入荷はお問合わせください 可愛らしいお花の柄が特徴的なデザートワイングラスがフランスより入荷しました。ボール部分にはピンク、白、青の3色の小花が透明感のあるエナメル彩で描かれています。図柄の縁取りには輪郭線の要領で金彩がはいっており、よいアクセントになっています。茎の部分は臙脂色、葉の部分は爽やかなグリーンのエナメル彩が。多色使いのエナメル彩ですが、図柄全体としてまとまりのある色味にまとまっています。ハンドル部分とフットの部分は色ガラスに見えますが、実は透明のガラスで作られており、ガラスの表面にラスター彩色でアンバー色に仕上げてあります。
残念ながらメーカーは判別しませんでしたが、多色のエナメル彩、金彩、ラスター彩と様々な技法が使われた手の込んだ作りの美しいグラスです。グラスを弾いてもクリスタルガラス特有の金属音はしませんので鉛は入っていないと思われます。
容量は120ml程でアイスワイン、デザートワインなどに適したサイズです。
※ラスター彩とは:ガラス表面に金属粉を塗し付け、焼き付けて彩色する技法。色味は様々あり、独特の光沢ある仕上がりとなる。アール・ヌーヴォー期のバカラ社においては様々な作品で使用された技法で、グラスやリキュールセット、ナイトセットなどに用いられた。ところ変わってアメリカのLouis Comfort Tiffanyのガラス工房はこのラスター彩を特に得意とし、何層にもわてってラスター彩を施したガラスを「ファブリルガラス」と名付け商標登録した。
GC-609
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