- Name
- 鉢「朝顔」
- Makers
- ルネ・ラリックRene-lalique
- Category
- Year
- 1921年
- Material
- イエローオパルセントガラス、プレス成型
- Dimensions
- H: 5.5 × W: 21.6 × D: 21.6 (cm)
- Signature
- R.LALIQUE FRANCE (手彫り)
- Price
-
Sold out
売約済 - 新規入荷はお問合わせください 1921年にデザインされた朝顔モチーフの装飾鉢。
鉢の裏側からプレス機で3輪の朝顔が大胆に装飾されています。
三脚で鉢を支えているような形状で、裏側から見ると花芯3本のでっぱりが分かります。
日本骨董でも好まれた朝顔はどことなくジャポニズム様式にも見える作品ではないでしょうか。
なんといっても色味にかなり特徴があります。
オパルセントガラス×イエローガラスの複合色、イエローオパルセントと言われる素材です。
琥珀色の様にも見える非常に良い発色の作品に仕上がっています。
一段とガラスの厚みのある花芯部分に乳白が沈殿し、黄色部分との対比により図柄が綺麗に浮き上がってみえます。
鉢「朝顔」はオパルセントガラスの作品、イエローオパルセントガラスの作品共に複数回取り扱いがございますが、
今回入荷したこちらのお品はトップクラスで発色が良い様に感じます。
8枚目の写真を見て頂くと、通常のオパルセントガラスとの色味の違いが良く分かるかと思います。
デザインされた1921年はラリックの歴史の中でも転機となった年で、
アルザス地方のヴィンゲンに新たにガラス工房を創業した年です。
この工場ではエア―コンプレッサーが初めて導入され、初代の工房(パリ郊外のコンブ・ラ・ヴィル工房)では作成が難しかった厚地の浮き彫りのある力強い作品の作成が可能となりました。
当時のラリック社の最先端の技術で作成された作品だったのでしょう。
※ご希望の方にはオリジナルの作品収納箱(別料金)、販売証明書をお付けいたします。
(作品収納箱の作成には1週間~10日程を要します。)
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