Name
青色ガラス リキュールグラス
Makers
アメリカSilver-overlay
Category
グラスウェアGlasswares
Year
1910年~20年代頃
Material
銀巻技法、淡青色ガラス、スターリングシルバー
Dimensions
H: 10.1 × W: 5 × D: 5 (cm)
Price
Sold out
売約済 - 新規入荷はお問合わせください

10月のアメリカ買付で久々にシルバーオーバーレイ作品を買い付けることが出来ました。珍しいことに淡いブルーの色ガラスで製造されたお品で、アメリカのシルバーオーバーレイ特有のアール・ヌーヴォー様式に則った優美なデザイン。フラワーモチーフの愛らしいデザインが特徴的です。ガラスに何度も銀巻きを施すことで厚みを出し、表面から彫金を施すことで美しい陰影が出されています。シルバーは925グレードのスターリングシルバーが使われています。グラス容量は20ml程でリキュール酒用に設計された器型です。恐らくオーダー品であったのでしょう、フット部の表面には「M」のイニシャルが彫り込まれています。フットの裏側から見るとクリアガラスが見られますのでステムとフット部はクリアガラスが使われています。ボール部のみ色ガラスが用いられています。

なんと今回2点入荷です。

 

【 シルバーオーバレイガラス 】
銀巻き技法のひとつで、特殊な電熱処理によって銀板の文様が厚くガラスや陶磁器に巻き付くまで析出させた装飾技法。
その後、線彫りの彫金を施したものも多くみられる。もともとはヨーロッパで開発された技法であり、カップなどの陶磁器に施したものが多かったが、アメリカでは特にガラスに施され、独自な工芸品として当時の上流階級の人々に楽しまれていた。

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