- Name
- 花形花瓶
- Makers
- ルイス.C.ティファニーLouis Comfort Tiffany
- Category
- グラスウェアGlasswares
- Year
- 1900年頃
- Material
- ファブリルガラス
- Dimensions
- H: 9.5 × W: 10 × D: 10 (cm)
- Signature
- L.C.T Favrile/底部に手彫り
- Price
- ¥260,000 (税込 ¥286,000)
- この作品へのお問い合わせRequest Information
ルイス・カムフォート・ティファニーによるファブリルガラス作品。
玉虫色に変化する金属質な光沢と、ガラスならではの透明感を併せ持った特殊なガラスで制作されています。
ゴールドからパープル、ブルーへと、光を受けて煌めくグラデーションが美しい。花びらのような柔らかなフォルムは、ティファニーでしか表現できないアールヌーボーのガラスアート。「ファブリル」なガラスの質感に加えて、ドレープのような波打つ表情を作り出すには高い技術力と経験が必要になります。溶けたガラスをハンドローラーで波状に成型していき、ペンチで切断、成形を行い、細部を整えていくのは熟練の職人でも至難の業。
まさに一点制作であり、同じ作品はこの世に二つと存在しません。花の形を模したかのような有機的なフォルムの花瓶。
高さ㎝と飾りやすいサイズ感。お花を生けてもいいですが、花瓶それ自体がお花のような生命感を放っています。
詳細はお気軽にお問い合わせください。■ ルイス・カムフォート・ティファニー
世界に名だたる宝石店「ティファニー」。その創業者チャールズ・ルイス・ティファニーの息子であるルイス・カムフォート・ティファニーは、アメリカにおけるアール・ヌーヴォーをけん引第してきたガラス工芸家として知られています。
31歳でガラス製造所を立ち上げ、その6年後にはニューヨークに自身のガラス工芸スタジオとなる「ティファニー・スタジオ」を開いた彼は、1900年のパリ万博に作品を出品。父の死後はティファニー社のアーティスト・ディレクター部門顧問に就任しています。
ラスター彩を何層にも重ね、虹色や玉虫色に発色させた作品は「ファブリルガラス」と商標登録され独自のアールヌーボーの世界を築きました。
アールヌーボーのガラス工芸というとガレやドームに代表されるフランス・ナンシー派が有名ですが、一方でルイス・C・ティファニーをはじめとするアメリカンアールヌーボーの潮流も存在していました。
フランス・ナンシー派が昆虫や植物などを写実的に描いて自然の風景を表現するのに対して、ルイスはゆらめくような曲線を用いてロマンチックな花のイメージを形作りました。
アールヌーボーの理想を完璧に表現した彼のファブリルガラス作品は、メトロポリタン美術館やニューヨーク近代美術館など世界中の美術館に収蔵されています。
(1848年生誕~1933年没)« ファブリルガラス »
1890年代初頭、ルイスはラスター彩の技術を発展させて虹色に煌めくガラスを開発します。
古代ガラスに着想を得たルイスは、金属酸化物を溶けたガラスに加えることで鉱物のような輝きと透明感を併せ持つ特殊なガラスを生み出しました。
彼はこの特殊なガラスを「Favrile」(手作りの、という意味)と名付け、彼のスタジオで制作された独自のガラス工芸「ファブリルガラス」の数々を世に送り出しました。
異なる色のガラスが溶け合い混ざり合うファブリルガラス作品は、魅惑的で複雑な表情を私たちに見せてくれます。「ファブリルガラスは、華やかで深みのある色彩、まるでアメリカの蝶の羽、鳩や孔雀の首、カブトムシの羽のような虹色を持っている。」-ルイス・C・ティファニー













