オールドバカラ：ジャポニスム プラタナス文 リキュールボトル

19世紀末～20世紀初めにかけて、バカラでは装飾的な趣向を凝らしたリキュールボトルが制作されました。
当時フランスで流行していたジャポニズムをいち早くガラスアートの世界に取り入れ、バカラ独自のスタイルを生み出しました。

フランスでよく知られるプラタナスの木をモチーフに描いたリキュールボトル。
フランス・プロヴァンスの美しいプラタナス並木の風景は有名です。
金彩を何度も塗り重ねることで、レリーフのように立体的に仕上げています。
金彩部分が広いので、コントラストが美しく、飾ったときにインパクトのある作品です。

1合（200ml）がきれいに入る容量ですので、冷酒用ボトルとしてもお使いいただけます。
ストッパーはオリジナルではなく、当時のバカラの別のボトルのものになります。
少々ズレはありますが、通常ご使用いただく分にはまったく問題ありません。