- Name
- 1878年パリ万博出品 グリフォン文 グラヴィール装飾 カラフ
- Makers
- オールドバカラBaccarat
- Category
- グラスウェアGlasswares
- Year
- 1878年
- Material
- クリスタルガラス、ハンドグラヴィール
- Dimensions
- H: 38 × W: 10.5 × D: 10.5 (cm)
- Price
-
Sold out
売約済 - 新規入荷はお問合わせください 1878年パリで開催された万国博覧会にバカラ社が出品していた作品と同モデルのカラフ。
(図録「【Baccarat】Editions Du Regard Jean-Louis Curtis, Veronique Nansenet」P.171に同モデル掲載。)
ルネッサンス様式の意匠は全てハンドグラヴィールで彫り込まれています。
栓部、ボディ、フット部全て型吹き成型で作られた軽やかなデザインです。
最も目を引く部分はボトル下部にあしらわれた2体のグリフォン(鷲獅子)ではないでしょうか。
グリフォンとは鷲、鷹の翼と上半身、ライオンの下半身をもつ伝説上の生き物で、黄金を発見し守るという言い伝えから、「知識」を象徴する図像として用いられ、鳥の王・獣の王が合体しているため、「王家」の象徴として各国の紋章、意匠などにも用いられています。
グリフォンが鎮座する台の意匠も獅子を象っており大変ユニークです。
ボディーにも唐草のような文様が大変精緻に彫り描かれています。
さらにフットにも裏側からグラヴィールが施され、ストッパーは内部が中空に作られています。
当時のバカラ社の技術の結晶をつぎ込んだ作品と言えるでしょう。
詳しい解説は〈 こちら 〉をご覧ください。(ブログへ飛びます。)
*グラスとセットで入荷いたしました。
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