- Name
- トランプ文リキュールセット
- Makers
- エミール・ガレEmille Galle
- Category
- アールヌーヴォーArt Nouveau
- Year
- 1876-1880年頃
- Material
- グリーンガラス、型吹き成型、エナメル彩、金彩、金属酸化物の封入
- Dimensions
- グラス:w4.7d4.7 h4.5 ボトル:w11.7 d8.5 h19.7 プレート:w30.6 d12.3 h3.3 (cm)
- Signature
- ボトル:E.Galle d'après Callot (エナメル彩)、グラスgalle(エナメル彩)※ダイヤのみE.Galle Nancy(エナメル彩)、プレートはサイン無
- Price
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トランプモチーフのユニークなリキュールセット。グラスは4種揃い(ダイヤ、ハート、スペード、クローバー)で、ボトルにはスペードとユニークな人物像が描かれています。人物はワインが入った酒杯を掲げ、ワインの入ったボトルを手にこぼしながら歩く「酔っ払い」の図柄です。この独特のタッチはガレと同郷であった版画家ジャック・カロ(1592-1635)の描いた「小さな道化たち」をオマージュした図柄で、ボトル側面にはその証拠?でもあるd'après Callotというエナメル彩のサインも見られます。
ガレ作品には珍しく、グリーンの色ガラスを用いた仕上げで盛上げたエナメル彩と金彩でダイヤ柄と人物像が描かれています。グラスのボール部分の器型は三方向からあえてへこみを入れた独特の形状。ボトルの栓部やフット部分には部分的に金属化合物を混ぜ込み、ラスター彩のような照りが出されています。
一体なぜトランプ柄(ダイヤ、ハート、スペード、クローバー)なのかというところですが、ガレと同郷であった版画家ジャック・カロ(1592-1635)がモチーフになった作品が存在し、そちらにトランプ柄が使われています。トランプの柄が発明されたのは16世紀ごろのフランスと伝承されており、その時期がジャック・カロが活躍していた時代ですので、ジャック・カロのオマージュとトランプ柄を掛け合わせたのではないかと思われます。
■ジャック・カロ(1592-1635)
フランスのロレーヌ地方出身の、優れた技量と豊かな創造性を兼ね備えた版画家です。若い頃に滞在したイタリアでは、メディチ家の宮廷附き版画家に抜擢され、1621年の帰郷後も、ロレーヌの宮廷や貴族たち、聖職者たちのためのみならず、周辺諸国の貴顕たちの注文にも応えて制作を行うなど、華やかなキャリアを築きました。わずか40数年の生涯に残した作品の数は1400点以上にのぼります。
※出典:国立西洋美術館【参考文献】
Émile Gallé et le verre La collection du Musée de l’ École de Nancy,
Somog y Éditions d’A r t, Musée de l’ École de Nancy, 2004,
cat.no.17 p.52、cat.no.24 P56に同作品が掲載。
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