- Name
- グリフォン紋章花瓶
- Makers
- エミール・ガレEmille Galle
- Category
- アールヌーヴォーArt Nouveau
- Year
- 1884年頃
- Material
- アンバーガラス、型吹き成型、エナメル彩、金彩
- Dimensions
- H: 14.6 × W: 8.8 × D: 8.8 (cm)
- Signature
- E.Galle a Nancy Depose(作品底部にエナメル彩)
- Price
-
Contact for price
作品の販売価格についてはお問合わせください - この作品へのお問い合わせRequest Information
ガレ初期作品に分類される小型花瓶。花瓶中央に暖色系のエナメルで描かれた凛々しいグリフォンとクラウンマークが印象的な作品。グリフォンとは鷲、鷹の翼と上半身、ライオンの下半身をもつ伝説上の生き物で、黄金を発見し守るという言い伝えから、「知識」を象徴する図像として用いられ、鳥の王・獣の王が合体しているため、「王家」の象徴として各国の紋章、意匠などにも用いられています。
グリフォンの描写は特に秀逸で、コミカルかつ躍動感あふれる姿で描かれています。体や他の部位は光を通さない盛上げたエナメル彩色ですが、羽の部分にはグレーと半透明のエナメル彩で光を通す仕様になっています。ビビッドなブルーのエナメル彩がアクセントに効いています。
エコール・ド・ナンシー美術館のカタログによると1884年頃にデザインされた作品です。カタログには同スタイルの別柄モデルが掲載されていることから、当時複数の図柄、器型パターンが製造されていたものと思われます。作品の共通項としてはジャポニズム、シノワズリともとれる東洋的なデザインで、花瓶の「顔」部分にはシンボリックなモチーフとクラウンが描かれていることです。
【参考文献】
Émile Gallé et le verre La collection du Musée de l’ École de Nancy,Somog y Éditions d’A r t, Musée de l’ École de Nancy, 2004,
cat.no.129 p.101 (1884年頃の作とされる類型作品が掲載。)







