- Name
- 蜜蜂に猫柳文花瓶
- Makers
- エミール・ガレEmille Galle
- Category
- アールヌーヴォーArt Nouveau
- Year
- 1893年頃
- Material
- アンバー色ガラス、型吹き成型、エナメル彩、金彩、エッチング
- Dimensions
- H: 24.8 × W: 11 × D: 11 (cm)
- Signature
- Modele et decor deposes(手彫り) Emile Galle delt(蜂の巣の装飾と共にエッチング)
- Price
-
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とろりと濃厚な蜂蜜を思わせる琥珀色の色ガラスを用い、蜜蜂と猫柳をエナメル彩で描いた早春を表現したと思われる作品。植物や昆虫に造詣の深いガレならではのこだわりが詰まった良作です。初めに目を惹くのは花瓶全体に施された蜂の巣をイメージしたモチーフ。エッチングとエナメル彩を駆使して装飾されています。技法を組み合わせることで画一的な表現とならず、ガレ特有の仕上がりとなっています。猫柳と蜂は肉厚のエナメル彩で描かれていますが、蜂の羽は透明感を出すために薄手の白色のエナメル彩で仕上げられています。
器型は一見すると筒形に見えますが、真上から花瓶を見ると緩やかなヘキサゴン型になっています。この形状も蜂の巣(ヘキサゴン型を重ね合わせたハニカム構造)をなぞらえてのことでしょう。
猫柳とは早春にふわふわとした銀白色の毛に覆われた花穂をつける植物です。風に揺れる花穂が、猫のしっぽのように見えることから「ネコヤナギ」と名付けられました。一見すると蜜蜂が寄ってくるような植物ではないように見えますが、花穂にはたくさんの花粉が付着し、2月~4月の早春の頃に、蜜蜂が花粉を集めにやってくるようです。
エコール・ド・ナンシーの美術館に同デザインの作品が所存されており、カタログによると1893年頃に製造された作品であると記載がございます。同デザインで複数の器型作品が展開されていたとみられ、弊社では過去にも3作品取り扱った実績がございます。
【参考文献】
Émile Gallé et le verre La collection du Musée de l’ École de Nancy,
Somog y Éditions d’A r t, Musée de l’ École de Nancy, 2004,
cat.no.177 p.123に同デザインの作品が掲載。
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