- Name
- 花に羽虫文花瓶
- Makers
- エミール・ガレEmille Galle
- Category
- アールヌーヴォーArt Nouveau
- Year
- 1890年頃
- Material
- 金彩、エナメル彩、手彫り、ペルル・メタリック、型吹き成型
- Dimensions
- H: 14 × W: 13 × D: 13 (cm)
- Signature
- Emille Galle Nancy/底部にエナメルで手描き
- Price
-
Sold out
売約済 - 新規入荷はお問合わせください エミール・ガレが存命中にデザインを手がけた珍しい形状の作品が入荷しました。逆円錐型の形状でどこかオリエンタルな雰囲気を持つ花瓶。ガラス素材は若干グレーがかったようなクリアガラスがベースになっており、花瓶内外から艶消しが施されています。中央部分には印象的なカボションが金属箔の封入(ペルル・メタリック)と共に連続で溶着されています。一見すると何のモチーフかは分かりにくいですが、カボションの周りには手彫りとパチネ彩色で花弁がデザインされており、カボション一つ一つが一輪の花に見立てられたデザインであることが分かります。花の周りには蜂などの羽虫(なかにはどう見ても蚊のように見える虫も。面白いです。)がエナメル彩で細かに描かれています。ガレ独特のどこかコミカルな表情をした羽虫たちが軽やかに舞っています。
これぞアール・ヌーヴォー!といった華やかなデザインではありません。
同時期の裏テーマであるかのようないぶし銀のジャポニズム、オリエンタリズムを感じられるデザイン。
バイヤー一押しのお品です。
GA-849
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