- Name
- 窓絵 木瓜文リキュールボトル
- Makers
- オールドバカラBaccarat
- Category
- グラスウェアGlasswares
- Year
- 1900年代初頭
- Material
- 青色ガラス(クリスタル)、金彩、エナメル彩、アプリカッション、ハンドカット
- Dimensions
- H: 18.3 × W: 9.5 × D: 9.3 (cm)
- Price
- ¥140,000 (税込 ¥154,000)
バカラ社のアール・ヌーヴォー期に作成されたカラフが入荷しました。鮮烈なブルーの色ガラスが非常に印象的なカラフ。このブルーの色味はガレ、ドーム、など他のメーカーには見ることが出来ない、当時のバカラ社、唯一無二の発色です。図柄はジャポニズムスタイルを踏襲した空白を生かした構図で、窓絵の要領で木瓜の花と思われる樹木と花がエナメル彩で描かれています。器型は型吹き成型で作成され、脚部とハンドルはアプリカッションによる溶着。やわらかなラインの非常に美しいカラフです。エナメル彩の風合いには工房独自の特徴やぺインターの腕が大いに反映されていると思います。バカラのエナメル彩の技術はガレやドームの工房にも引けを取らず、非常に書き込みが細かく美しいです。ヌーヴォー期のバカラの作品を代表するミュージアムピース。渾身の一作。
ボトル形状のデザインは中世ヨーロッパのルネッサンス様式をバカラの解釈で具現化したものと思われます。
BACCARAT JEAN-LOUIS CURTIS , VERONIQUE NANSENET著
出版社:EDITIONS DU REGARD
189ページに同型のボトル作品が掲載されています。