- Name
- 窓絵 白鳥文扁壺花瓶
- Makers
- オールドバカラBaccarat
- Category
- グラスウェアGlasswares
- Year
- 1880年~1900年代初頭
- Material
- 青ガラス、金彩、エナメル彩
- Dimensions
- H: 20.5 × W: 14.4 × D: 9.5 (cm)
- Price
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作品の販売価格についてはお問合わせください バカラ社のアール・ヌーヴォー期に作成された花瓶が入荷しました。鮮烈なブルーの色ガラスが非常に印象的な花瓶。このブルーの色味はガレ、ドーム、など他のメーカーには見ることが出来ない、当時のバカラ社、唯一無二の発色です。図柄はジャポニズムスタイルを踏襲した空白を生かした構図で、窓絵の要領で風景と白鳥が金彩、エナメル彩で描かれています。器型は型吹き成型で作成され、やわらかなラインの非常に美しい扁壺型花瓶です。
コンディションは非常に良く、底部に白濁は見られません。恐らく未使用のお品であったかと思われます。当時人気のあった構図なのか、器型やモチーフを変えて複数のパターンで製造されていました。弊社でも過去に何度か扱いのあるモチーフです。
エナメル彩の風合いには工房独自の特徴やぺインターの腕が大いに反映されていると思います。バカラのエナメル彩の技術はガレやドームの工房にも引けを取らず、非常に書き込みが細かく美しいです。ヌーヴォー期のバカラの作品を代表するミュージアムピース。渾身の一作。
■参考文献
増刊 緑青⑧ Old Baccarat -Tableware- p30 に類型デザインの作品が掲載
GB-115