- Name
- ジャポニズム ラスター彩蓋物 (model-s.859)
- Makers
- オールドバカラBaccarat
- Category
- グラスウェアGlasswares
- Year
- 1880年代~1900年代初頭頃
- Material
- クリスタルガラス、ラスター彩、エナメル彩
- Dimensions
- H: 14.5 × W: 11.3 (cm)
- Condition
- 部分的な微細なエナメル彩の剥離
- Price
-
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売約済 - 新規入荷はお問合わせください アール・ヌーヴォー期のバカラ社の蓋物が入荷しました。当時流行したジャポニズムの影響でしょう、意図的に残された空白に美学を感じます。ボディと蓋部分のガラス自体はクリアガラスを用いていますが、ラスター彩色により淡い紫色に仕上がっています。蓋のつまみ部分は琥珀色のラスター彩色に変えられており、良いアクセントに。図柄は金彩と白、黄色、緑のエナメルで枝に咲き誇る花が描かれています。淡い色味の中に緑のエナメル彩が映えます。
カタログ資料によると水用セット、ナイトセットの:https://antique-kato.com/antique/decorative_glasses/item45741
シュガーボウルであることが記載されています。
1916年のカタログにはシュガーボウルの項目でs.859という品番で掲載されている器型です。
※ラスター彩とは:
ガラス表面に金属粉を塗し付け、焼き付けて彩色する技法。色味は様々あり、独特の光沢ある仕上がりとなる。アール・ヌーヴォー期のバカラ社においては様々な作品で使用された技法で、グラスやリキュールセット、ナイトセットなどに用いられた。ところ変わってアメリカのLouis Comfort Tiffanyのガラス工房はこのラスター彩を特に得意とし、何層にもわてってラスター彩を施したガラスを「ファブリルガラス」と名付け商標登録した。
■参考文献
BACCARAT JEAN-LOUIS CURTIS , VERONIQUE NANSENET著
出版社:EDITIONS DU REGARD
190ページに同系統のデザインの作品が掲載。1881年~1884年のリリースであることが記載されています。
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