Name
菊文様蓋物 (月光色ガラス)
Makers
エミール・ガレEmille Galle
Category
アールヌーヴォーArt Nouveau
Year
1890年頃
Material
オパルセントガラス、エナメル彩
Dimensions
H: 6.6 × W: 15 × D: 15 (cm)
Signature
E. Galle Nancy/底部にエナメルで手描き
Price
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ガレによるジャポニズム様式の蓋物が入荷しました。意図的に残された空白部分が美しく、肉厚のエナメル彩と金彩で写実的に菊が描かれています。ガラス素材は「月光色ガラス」と名付けられた淡青色のガラス素材が用いられています。この素材は1878年のパリ万博でガレが初めて発表したガラス素材で、カリを主成分としたガラスに微量の酸化コバルトを加え発色させたものです。淡いブルーの色味はさながら月光のようで、ヨーロッパ各国で「ムーンライトガラス」として人気を博しました。初期のガレ作品を代表するアイコン的な素材で、花瓶や蓋物、お皿など様々な器型で作られています。

 

本来、月光色ガラスを用いた作品(個体差はありますが)はも少し淡い色味の作品が多いのですが、当作品はかなり発色が強く出ています。それというのも実はこの作品は裏側からフロスト加工(艶消し)が施されています。その為、どこかラリックのオパルセントガラスを思わせるような乳白の色味も出ているのでしょう。月光色ガラスを用いた作品群の中ではフロスト加工されたものはほとんど見当たらず、非常に珍しい仕上がりの作品です。

 

コンディションも非常に良く、修復跡やチップ、クラックなども見当たりません。サインは作品底部にE.Galle Nancy  と金彩で入っています。近年月光色ガラスを用いた作品はアンティーク市場では希少性が非常に高く、あまり目にする機会がありませんでしたが、満を持してようやく納得いく作品が買付けられました。

 

【参考文献】

Émile Gallé et le verre La collection du Musée de l’ École de Nancy,

Somog y Éditions d’A r t, Musée de l’ École de Nancy, 2004,

cat.no.115,117 p.97.

(1879~80年の作とされる同ガラスを使用した作品が掲載。)

 

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